DNA型鑑定の再検証と新証拠
弁護団は、有罪の根拠とされた当時のDNA型鑑定について、筑波大学の本田克也名誉教授に再検証を依頼しました。その結果、ネガフィルムの画像から犯人と元死刑囚の型が一致しないことを示す新たな鑑定書を得たとしています。
弁護団は、当時の鑑定に使われたネガフィルムの一部が不自然に切り取られていると指摘しています。端に残る配列などから、犯人のDNA型は元死刑囚とは別人であると主張し、これを新証拠として裁判所に提出する準備を進めています。
飯塚事件の経緯と再審請求
飯塚事件では、久間三千年元死刑囚が一貫して無実を訴えていましたが、2006年に最高裁で死刑が確定し、2008年に執行されました。遺族はこれまで2回の再審請求を行っており、現在も2回目の請求について最高裁で審理が続いています。
今回の第3次再審請求は、審理中の請求と併せて申し立てる異例の形となります。弁護団は近く記者会見を開き、今回の再検証結果や再審請求の具体的な内容について説明を行う予定です。事件の真相解明に向けた動きが再び注目されています。
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