米中首脳会談でのやり取りと電話会談での共有

複数の日本政府関係者によると、米時間2026年9月24日の米中首脳会談で、中国の習近平国家主席は東アジアの地域情勢を巡って日本の動きを非難しました。習政権は高市内閣の安全保障政策を「新型軍国主義」と呼んで対日批判を強めていました。

これに対しトランプ大統領は習主席の主張に同調せず、高市首相を「強いリーダーだ」などと評価した上で日中首脳間で対話するよう求めました。この会談内容は2026年9月26日に行われた日米首脳の電話会談でトランプ大統領から高市首相へ伝えられました。

日中対話の現状と今後の外交日程

日中間では2025年11月に高市首相が台湾有事を巡る国会答弁を行って以降、首脳や外相レベルなどでの政府間対話が途絶えています。高市首相は「意思疎通が重要で、対話は常にオープンだ」と繰り返し訴え、米時間2026年9月22日の日米首脳会談でもその姿勢を伝えていました。

高市首相は2026年11月に中国で開催されるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議にあわせて訪中する予定です。トランプ大統領が習主席へ直接対話を促した背景には、こうした国際会議の機会が念頭にあった可能性があるとみられています。