外務省が中国側に申し入れ

外務省の北村俊博報道官は2026年10月7日の記者会見で、中国外務省の職員が公式の場で高市早苗首相の氏名を無敬称で扱った件について、日本側の立場からすでに相手国サイドへ意見を伝えたと公表しました。北村氏は、どのような意見の隔たりが存在しようとも、国家のトップに対して相応の敬意を示すことは外交上の常識であるという考え方を述べています。

問題となったのは、同年9月末に行われた中国外務省の定例会見で、同国の報道関係者が日本の防衛政策に関する質問に答える中で高市首相を呼び捨てにした事例です。一連の対応について、中国の外交行政における厳格な情報管理のあり方を踏まえれば、敬称をあえて省いた表現は偶発的なものではなく意図的な演出だったのではないかとの見方が報じられていました。

日本政府としても、こうした中国側の対応を重く受け止め、今後の両国関係の推移を慎重に見極めながら適切に対応を続けていく方針を示しています。