辞職から2カ月を経ての会見

蔵内勇夫前議長は2026年11月5日の会見冒頭で、辞職から2カ月以上が経過したことについて言及しました。蔵内氏は、自身が発言することで第三者委員会や百条委員会に影響を与えることを懸念していたと説明し、批判を受ける中で答えられることは説明したいと述べました。

蔵内氏は全国都道府県議会議長会の会長も務めていましたが、2026年8月24日に突如として議員辞職を表明しました。翌25日には東京で記者団の取材に応じたものの、詳細は語らず福岡で報告したいと述べるにとどまっており、説明責任を求める声が高まっていました。

金銭授受疑惑の経緯

今回の疑惑については、2026年7月に吉松源昭県議が、2020年6月の議長就任前に蔵内氏らが参加する宿泊ゴルフ代などを支払わされたと告発しました。吉松氏はこれを「カツアゲされた」と表現し、問題が表面化するきっかけとなりました。

さらに2026年10月には、新村雅彦元県議が記者会見を行い、副議長就任前に会派会長の指示に従い、料亭で蔵内氏に500万円を手渡したと証言しました。一連の金銭授受疑惑を巡り、県議会では第三者委員会や百条委員会が設置される事態となっています。