予算削減発言を批判し更迭も示唆

2026年10月13日の衆院予算委員会で、高市早苗首相は簗和生農相の進退問題について初めて言及しました。簗氏が地元市町に対して行った大幅予算削減発言に対し、高市首相は「本当にダサいと思います」と厳しく批判しました。これまで簗氏を重用し「働いて仕事で返せ」と守る姿勢を貫いてきましたが、この日は行政運営のあり方を含めてしっかり考えさせていただくと踏み込みました。

また、衆院選でのシャトルバスによる支援者送迎が公職選挙法に抵触する疑いが出ている問題についても言及しました。高市首相は「仮に違法性があるようなら、その時はちゅうちょしない」と述べ、状況次第で簗氏の更迭に踏み切る考えを示唆しました。簗氏は人道上の観点から送迎を認め、事前に選管へ確認したと主張していますが、野党側は選管担当者の証言を基に虚偽答弁の疑いを指摘しています。

進退問題は山場へ

シャトルバス問題を巡っては、簗氏と栃木県選挙管理委員会の主張が真っ向から対立しています。民主改革の会の山岡達丸議員は、選管への電話確認の結果として、事前に簗氏側からの確認はなく担当者も記憶がないと明かしました。これに対し簗氏は、スタッフから選管に確認したと報告を受けたと述べており、14日の質疑で再び見解を問われる予定です。進退問題は大きな山場を迎えています。

簗氏に対しては身内の自民党からも、疑念が晴れなければ内閣に影響が及ぶとの忠告がなされています。野党は任命責任だけでなく連帯責任を問う姿勢を強めており、高市首相は14日にあらためて簗氏から話を聴く意向を示しました。高市首相は「もう少し説明責任を果たさせてやってください」と懇願する場面もありましたが、今後の対応が注目される状況となっています。