出自公表の経緯と理由

岡本三成代表は2026年10月5日、国会内で記者団の取材に応じ、自身が在日韓国人3世であることを公表しました。大学卒業のタイミングで日本国籍を取得した経緯について、日本社会で育ち、今後も日本で生きていく決意を固めたためと説明しています。また、自身の国籍を巡ってインターネット上で誹謗中傷があったことも、このタイミングで公表した理由の一つに挙げました。

代表就任直後の3日には、自身のユーチューブ番組でも出自について語っています。岡本代表は「日本国籍を持つ日本人」とした上で、祖父母が韓国から移住してきたことや、自身は佐賀県で生まれ育ったことを明かしました。また、両親も自身も韓国語は話せないと説明し、韓国への訪問は30代後半の出張が初めてであったと述べています。

岡本代表の経歴と今後の活動

岡本代表は1989年に創価大学を卒業後、米金融大手のゴールドマン・サックスなどで勤務した経歴を持ちます。2012年の衆議院選挙で初当選し、現在は当選6回を数えます。安倍晋三内閣で外務大臣政務官、岸田文雄内閣で財務副大臣を歴任しました。2026年10月3日の党大会で、竹谷とし子代表の後任として正式に選出されています。

新代表の任期は2年となります。岡本代表は党大会において、与野党の垣根を越えて幅広く連携し、中道の理念と政策に賛同する人を増やしていく方針を示しました。公明党は来春の統一地方選挙と2028年の参議院選挙を控えており、党勢の立て直しを図る重要な局面を迎えています。今後、新体制下での政策運営が注目されます。