経済実績の伝達に焦り
トランプ大統領は9月30日、ホワイトハウスでのイベントにおいて、現在が「最高の経済」であると誇った上で、その順調さを説明するにあたり「下手くそな対応をしてしまった」と述べました。対外発信の場で実績誇示や野党・民主党への攻撃に終始することが多いトランプ氏にとって、このような弱気とも受け取れる発言は珍しい動きです。
トランプ氏は「われわれは宣伝が極めて下手だが、国の運営は極めてうまくやっている」と語り、今後は自ら各地を訪問して実績を伝えていく意向を示しました。10月1日にはテキサス州やオクラホマ州を訪問し、その後もアラバマ州やオハイオ州を回るなど、中間選挙に向けた集中的な選挙運動を開始する予定です。
新たな争点と選挙情勢
中間選挙を巡っては、トランプ大統領が推し進めるAIデータセンターの建設も争点の一つとなっています。2026年10月2日にはカリフォルニア州で、トランプ氏の支持者らが率いる保守系団体がデータセンター建設に反対する集会を開きました。全米27州を回って反対を訴える動きが出ています。
電気料金の値上がりなど暮らしへの影響に懸念が強まっており、一部の共和党候補者は建設の一時停止を支持するなど、トランプ大統領と距離を置く動きも見られます。共和党が連邦議会の多数派を維持できるかが決まる11月3日の投票日に向け、各候補者は難しい対応を迫られています。
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