二条城の二重価格導入と料金改定の方針
世界遺産・二条城を管理する京都市は、2027年度中にも市民と市民以外で入場料金に差をつける二重価格を導入する方針を固めました。市関係者が2026年10月1日に明らかにしたもので、市民は値下げし、市民以外は値上げして料金差を2倍にする方向となっています。
市関係者によると、現在1300円となっている二の丸御殿観覧券とのセット料金を改定し、市民は千円に、市民以外は2千円にする方向です。市民に対する値下げを行うことで来場を促す狙いも含まれています。
文化財の保存修理費確保と来場者の現状
京都市外からの来場客が大半を占めており、京都市は値上げ分の収入を文化財の修理や保存のための財源確保につなげたい考えです。2025年度における二条城の入場者数は約207万人を記録しています。
入場者の居住地の詳細は明確ではありませんが、昨秋に一定期間実施された調査においては市民の割合は約2%にとどまっていました。京都市はこうした状況を踏まえ、新たな料金体系の導入に向けた検討を進めています。
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