ゲームへの依存と自己破産に至る経緯
奈良県の30歳代の男性は、物心ついた時からゲームに親しみ、中学生の頃からプレー時間が増加しました。親の期待と現実の学力のギャップから逃げるようにゲームに没頭し、東日本の大学に進学した後もオンラインゲームにのめり込み、大学を2年で中退しました。
その後、24歳で営業職に就いたものの厳しい仕事のストレスからスマホのソーシャルゲームのガチャ課金を繰り返し、消費者金融で借金を重ねました。精神的に不安定になり会社を辞め、見かねた親に依存症の回復施設に入れられ、ゲームで作った約200万円の借金により30歳の頃に自己破産しました。
ゲーム行動症の診断基準と自治体の対策
ゲーム行動症は2019年に世界保健機関が認定した新たな依存症であり、国立病院機構久里浜医療センターの樋口進名誉院長によると、時間の抑制ができず、日常生活の優先事項となり、悪影響が生じても続け、生活に支障をきたしている場合の4項目全てに該当する場合を指します。
同センターが2025年に実施したアンケート調査では、10歳代の12.2パーセント、20歳代の7.6パーセントに疑いがありました。香川県や愛知県豊明市が対策条例を制定するなど自治体も動き出していますが、制限だけでは根本的な解決にならないという指摘もなされています。
このニュースについて話し合おう!
※批判的な言葉や誹謗中傷はお控えください。
読み込み中...
コメントを投稿する