個人情報保護委員会の発表と大規模漏えいの急増

個人情報保護委員会は、2026年4月1日以降に漏えいした、または漏えいの可能性がある対象者数が延べ約2億6000万人に上ると発表しました。10月16日までに報告された2094件の不正アクセス事案を集計したものであり、報告件数は8月が235件、9月が303件、10月が830件と増加傾向にあります。

東京商工リサーチによると、2025年までの過去14年間で1000万件以上の漏えい事件はわずか3回でした。しかし、2026年は大規模な情報漏えいが続出する異常事態となっており、4月以降には漏えい対象者数が1000万人以上の事案が複数発生しています。

主な企業における不正アクセスによる情報漏えい事案

焼肉きんぐを運営する物語コーポレーションは10月5日、公式アプリの会員管理システムに対する不正アクセスにより、1078万8963件の会員情報が漏えいしたと発表しました。会員番号やメールアドレスなどが含まれており、クレジットカードなどの決済情報は保有していないため漏えいはありません。

バーガーキングを展開するビーケー・ジャパンは10月15日、公式アプリへの不正アクセスによって、アプリ会員情報約1118万件が漏えいしたと発表しました。漏えいしたのは会員IDやメールアドレスなどで、同じくクレジットカード情報は漏えいしていないとしています。