核保有を批判し平和を訴える

2026年9月25日午前、ローマ教皇レオ14世はフランスの大統領府であるエリゼ宮を訪問し、マクロン大統領と会談を行いました。教皇は世界各地で続く紛争に言及し、核兵器の保有は偽りの安全保障であり、力による解決は真の平和を生まないと指摘しました。核保有国であるフランスに対し、軍縮と対話を通じた平和構築の重要性を強く訴えています。

教皇は会談後の演説でも、核兵器保有が安全を保障するという誤った考えが広まり、新たな軍拡競争につながっていると発言しました。また、AIや遺伝子操作、代理母出産などの技術についても、良心によって導かれなければ生命の尊厳が脅かされると懸念を表明しました。教皇のフランス訪問は2008年以来となります。

今後の滞在と大規模ミサの予定

ローマ教皇レオ14世は25日午後からノートルダム大聖堂を訪問し、復興に向けて団結する人々の姿を希望の象徴だと称賛しました。2026年9月28日までの滞在中には、東部で欧州の平和を巡る演説も予定されています。教皇の国賓としてのフランス訪問は、2代前のベネディクト16世による2008年以来のことです。

2026年9月26日には、パリのコンコルド広場にて大規模な野外ミサが開催される予定です。主催者の発表によると、このミサにはおよそ60万人が参加する見込みとなっています。フランスはかつてカトリックとの深い結びつきから教会の長女とも呼ばれてきましたが、近年は世俗化が進んでいる状況にあります。