主力アルバイト15人が退職した「百姓うどん」の現状

宮崎県宮崎市にある「百姓うどん」は、4年前から番組で取材が続けられている人気店です。自慢の特製いりこだしを用いたうどんや、およそ25センチの巨大なごぼう天が乗せられた品、さらにすり鉢どんぶりに盛られた重量330グラムの特製百姓うどんなどが広く知られています。だが、久しぶりに店舗へ足を運ぶと、進学や留学などに伴って主要な働き手であるアルバイト15人が一斉に抜けたため、調理の準備が間に合わない状況に陥っていました。

代表を務める岩切宗百氏の掛け声を皮切りに、スタッフ全員の威勢の良い声が飛び交う活気にあふれた空間は、店舗の魅力の一つとなっています。番組では、年間で最も忙しさがピークに達する2026年8夏の営業風景がカメラに収められました。訪れた客が快適に過ごせるように店内外の改修工事が行われ、内壁や床面、出入り口、照明器具が新しくなったほか、屋外のテラス席も新たに設けられています。忙しさが途切れない環境の中、新しい陣容で営業を継続していました。

有望な新人メンバーと店主の育成方針

慌ただしい状況が続く中、店舗には過去に和食の調理経験を持つ新しい人材や、店主から細かな作業を任されている元駐車場の管理担当、将来パティシエを目指す新しいアルバイトなど、頼もしい顔ぶれが揃いました。放送内では、店主が今回のチーム体制をこれまでにないほどの精鋭集団であると評価する一幕も見られました。店主は、元駐車場の担当者や菓子職人志望のアルバイトに対して、難易度の高い背の高いかき氷の運搬作業を任せるなど、大きな信頼を置いています。

アルバイトの若者たちが満面の笑みで巣立っていく姿を見るのが喜びだと話す店主が、忍耐強く親身になって人材を育てる姿に番組は密着しました。これらに加え、いりこの風味が最も引き立つよう丸一日近い15時間をかけて出汁を仕込む作業や、多忙な業務の合間を縫って行う家族との時間など、店主の日常を追いかける構成となりました。